航空安全講習会

日本滑空協会主催の講習会に行ってきました。
久しぶりの新橋、浦島さんです。風景が全然違う。

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お題は2つ。ひとつ目はこの春に航空局を退官された浦松さんの「グライダーパイロットが知っておくべきこと」、ふたつ目はグライダークラブの山木さんの「日常整備に必要な基礎知識」。
またログにサインするようになったので、情報を更新しておかないと。

印象に残ったことをいくつか・・。

飲酒の問題、目安は呼気濃度が0.09mg/L以上は影響に恐れのあるレベルだそうです。
自動車の場合酒気帯びにならない閾値は0.15mg/Lだからより厳しいとも言えますが、実際事業会社での値は0.0mg/Lとのこと。出勤時・乗務前・乗務後の3回計測していますとのこと。出席者からは「厳しい」的な発言がありましたが、現在自動車貨物運送の世界で当たり前に「0.0mg/L」が乗務OKの値ですからそれは当然だと思います。

酒精飲料のどれくらい飲むと体内で分解するのにどれくらいかかるか、純アルコール4gが1時間で分解できる量とのこと。
また、10gを1単位(1ドリンクというそうです)として節度ある飲酒は成人男性で2ドリンクだそうです。2ドリンクはビールで500mLにあたるそうで、これを分解するのに要する時間は5時間。前夜のお酒は500ml缶1本までにしましょうね、とのこと。

事例は主に3つ。
今年起きた立山連峰へのC172の衝突事故。
2015年の調布からの離陸直後の墜落事故。
そして、2016年の忘れられない304Cの空中分解。

その後諸々あって最後に講師からの提言として「セーフティマネージメントシステム」の確立を目指しましょうとの話がありました。事故で死なないためにどうすればよいのか・・たしかにみんなで考えなければいけないことですね。

整備のお話は、自分で使う機体を整備する上での心構えから始まりいろいろと自分の昔を反省する内容でした。そういえばだいたいホームセンターで消耗品と道具の購入は済ませていたなぁ。もっとも昔はアマゾンもその他の便利なB to Cサイトもなかったし・・って言い訳言い訳。

たまたま隣に座っていたのが本田のYさんだったりしてちょっと懐かしくてびっくりしたり。
浦松さんにご挨拶したり・・。お嫁さんが後輩で、自撮りツーショットの写真を撮ってくるように、との指令だったのですが・・それはさすがに無理でした。

また飛べるようになるかしら・・。

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写真はお昼に頂いたラーメン。鳥ベースのあっさり系で美味しかった。都会だなぁ。