土湯峠へ

今週末の土曜日もおしごとだったので、郡山へ居残り。

で、日曜日はまたツーリングに出かけた。
うす曇りだったけれど、雨の心配はなさそうだったので本当に軽装で、暑そうだったからダブルボトルにした。輪行バックはお家においてゆく。

予定したコースは、郡山〜本宮〜県道30号線で岳温泉へ〜国道115号線(旧道)で土湯峠へ〜猪苗代〜中山峠〜郡山。

考えてみたら今年に入ってから本格的な峠道に行っていない。
ちょっとした山道や谷道、平地ばかりで不安がよぎる。
でも、このコースのいいところは、多分土湯峠までは全部登りで、その後中山峠の旧道を走らなければ残りは全部下りになること。その割には距離が結構ある。猪苗代はなぜか晴れると西風になるから、帰りはしかも追い風。らくちん。だから輪行バックはいらないと踏んだのだ。

10時40分頃出発。本宮まではいつもの阿武隈川沿いを。
ウオーミングアップもかねて、ゆっくり。
本宮からは上り坂。
日頃のスイミングのおかげで、息はたいしてきつくないのだけれど、いかんせん足が・・。
上ったり降りたりしながらだんだん上ってゆく。
「ようこそ安達太良高原へ」なんて書いてあるけれど、ぜんぜん暑いじゃん。
それでも、岳温泉を越えて等高線を斜めにすこしずつ登る道になってから、木立の下は涼しげになってきた。別荘地なんですね。このへん。おしゃれな喫茶店がおおい。
いいなぁ。

岳温泉をこえると、国道になる。459号線。
きついのぼりもあるけれど平坦もあった。けど、速度はいよいよ低下しシングル。
いよいよ山らしくなってきたけれど、下界は真っ白で何も見えん。(つまんないの。)

国道115号線との交差点の道の駅で休憩&お昼ご飯。
さて、土湯峠だぁと走り出したら、ミスコース。新道のほうを走っていたのだ。
全篇登坂車線つき。本当に一定の勾配で登ってゆく。なんか、トレーニングコースのようで休む場所がない。車は多いし後悔。

一つ目のトンネルを越えたところで磐梯吾妻スカイラインのほうへ右折。
旧道へ戻る。ほっとした。勾配きついところもあるけれど、楽なところのほうが多い。
昔に作った道って、車があまり性能よくなかったからだろうか、土木のほうがまだそんな派手な道が作れなかったからなのか、体に優しい道が多い。だから旧道好き。

でも、大体寂れていてここでこけたらやばいよって思うような道が多い。
今回も同じ。
でも、だんだん高原らしくなってきて涼しくて快適。土湯峠が1224mだから、郡山より10度近く気温が低くなるはず。32度なら22度か。快適だなぁ。
眺望のほうは相変わらずで、真っ白。
峠につくと、廃屋になった巨大なレストハウスが。昔はメイン道路だったのだなぁ。

峠で休憩。少し上に販売所みたいなところがあり、そこで水を買った。
さくらんぼが1パック300円で売っていた。ゆりろやママがみたら何パック買ってゆくかなぁ?。

時はすでに14時半をすぎている。帰りを急ごう。
で、後はダウンヒル
115号線の新道に出るまでは結構な九十九折。
前の車がのろくって。でも自転車に抜かれたらかわいそうだから後ろをついていった。

115号線の新道と合流した後は結構まっすぐな下り坂。しかも向かい風。
適度なスピードしか出ないのですこし真剣にこいだ。

猪苗代湖が見えた。でも白くって対岸がぼやけている。
49号線を郡山へ。
雪国だから、路肩が荒れていて大変だった。手のひらが痛くなってしまった。

中山トンネルの手前にある風車による。
風車の電力でロードヒーティングをしているのだそうだ。へんなの。
少し径の小さい風車だけれど、今日は西風を一杯にうけて元気よく回っていた。

中山峠をパスして中山トンネルを選んだ。もう登りたくない。
でも、熱海トンネルは怖かった。歩道をゆっくり走った。

途中トラックの無理やりな追い越しでちょっとひやっとしたけれど、全篇下り&追い風で一気に郡山へもどった。
17時ごろ帰宅。

走行距離:111km
RideTime:5+30
平均時速:21.2km/h
消費した水:2.7L+α