やっと耐空検査が終わりました

今日は朝からとてもいい天気。ぽかぽかで暖か。
前夜は36周にするかグライダーにするか悩んだんですが、朝6時半に目が覚めて自然とグライダーに向きました。

家を出る前に、提出書類のチェック。不足を記入してまとめる。
ログを見るとほぼ1年飛ばしていない。あれまぁ。
ピアノのおけいこへ行く娘と送迎のおよめさんを見送り、僕は機材を積んで出発。
途中でお金を下ろして、書類のコピーをとって。

着いて、愛さんに検査の実施についてGOをもらい準備。
1月はじめの雪でぬかるんだ滑走路、大分乾いたけれどまだすこしゆるい感じ。

外していた装備品を取り付けて、埃を拭って、機体を組む。
すごい久しぶり。うーん、20はかっこいいなぁ。

Runway 25へ機体を持ってゆくと風向きが怪しい。ほぼ真横〜少し背風。
なんとかなるかなぁ。

13:56に離陸。曳航パイロットの寺田お姉さまに3000ftをリクエスト。
さすがに1年ぶりなので動き出した時は緊張しました。でも動き出した瞬間ぱっと反応できるんですねぇ。大丈夫。
離陸後、まっすぐ布佐の上辺りにある積雲のラインにつれてってくれる。
手前のラインで2000ft。「切りますか?」の問いかけに耐空検査だからとりあえず3000まで連れて行ってくださいと伝えてそのまま奥のラインまで。
3000ft、上昇帯で離脱。そのまま4000まで上がって、場所を変えて5000ftまで上がる。上がれるなぁ。腕落ちてるけど何とかなりそうなレベル?。
失速課目を実施して再び上昇。5500ftまで上がりなおし、ジョイフル本田の上から北部調整池へ向けてVNE(超過禁止速度)まで加速し挙動を確認。
またそこからラインに戻って5000ftまで上がり、ひたすら手放し。
念入りに点検。と同時に念入りに機体と会話。
高度計をフィート表示に替えたのでなかなかおもしろい。針がぐるぐる回るから上がっているか下がっているか体感できる。

122.6mhz(Air to Airの周波数)に誘われたけれど、検査飛行だし愛さんも先の予定があるようなので早めに降りるつもりで、残念だけど遠慮しました。
(しゃべるのけっこう苦手だったりもします。)

ゆっくりと機体を進めて、3km周回コースとかのぞきに行ったり、まっすぐ飛ぶ練習をしたり高度感覚を慣らしながらゆっくりと降下する。
1500ft位で慎重にゼロを選んでトラフィックを観察。タッチアンドゴーの機体が多くてけっこう混んでいる。
いいタイミングを見つけるためにひたすら±0m/secの場所を選んでホールド。
誰かに「あと30分位粘っていてください」っていわれたときには笑いました。
でも、飛行機&モーターグライダーの人には本音かもしれませんね。
自分でもグライダー降りるときは邪魔だとおもいますから。

空いた隙にダウンウインドへ侵入。トラフィックを目視確認してセパレーションを考える。大丈夫そう。そのまま続行。早めに周り高め&速度速めで降りる。
エアブレーキ全開で深いパスで下ろす。駐機場が終わるところを狙って接地、おっと、ゴムのこげるニオイ。そしてタクシーアウトし停止。1時間20分のフライトでした。

飛べたよ。よかった。
・・でも、グライダーってけっこうくたびれるなぁ。正直な感想デス。