庄司紗矢香、ジャンルカ・カシオーリのリサイタル

昨日、サントリーホールで開かれた表題のコンサートを聴きにいってきました。
平日の月末にコンサート・・1年前では考えられない(笑)。・・東京勤務でぎりぎり晦日でないなら可能かな?。

曲目は、
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 作品96
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタト短調
シューベルト幻想曲ハ長調 D934

たっぷり2時間、堪能しました。
席はこんなかんじ↓。

開演前に舞台を・・チューナーさんが調律中ですね。・・譜面台がジャマ(笑)。実際、庄司さんの足と顔は見えて胴体は譜面台の向こう(笑)。顔ばっかりみているのもなんですから、主に見ていたのはカシオーリさんの右足の裏(笑)。ダンパーペダルに乗っている靴の裏には・・まるでペダルの形に色が変わっている部分があって、いったいどれだけペダルけとばしているのだろう、と思ってしまいました。(何を見ているのだろう・・。)
音楽を聞きにいったのだし、目をつぶっているのもコワい気がしたので(笑)。・・本当にそんな感じでした。
ヤナーチェクの集中と緊張がこちらにまで伝わってきてそれであっちのほうへ引き込まれてしまいました。先の展開が想像つかないし(ほとんど予習していない)庄司さん自身もPはPで本当に音を小さく響かせていたし、僕は左耳あまり聞こえないし(席の選択を間違えましたね)、ぐるっと首を回して音を拾っていました。
だから、それ以降の曲目は逆にとても落ち着いて聴けました。ほとんど知らない曲ばかりなので(・・ヴァイオリンソナタなんて庄司さんのCD以外聴いていません!)わくわくし通しで。それがずっと続いていました。
庄司さんの音は今日は優しくてささやくように、ピアノもそれによりそうように・・、ピアノもとてもよかった。たのしそうでちょっとうらやましかったです。

アンコールは2曲、
J.S.バッハ音楽の捧げもの BWV1079 No.4 上昇5度のカノン風フーガ
ストラヴィンスキーペトルーシュカ ロシアのダンス VnとPfのための編曲版
特に印象深かったのはバッハ。ペトルーシュカでこんな編曲があるとは知りませんでした(笑)。


・・以下音楽以外(笑)

  • 公演後、サイン会があるというので性懲りもなくまたならんできました。・・頂いてきました。カシオーリさんと庄司さんのサイン(笑)。何に頂いたかはナイショです。とてもうれしかったです。
  • カシオーリさんの譜めくりさんが外人さんで、娘の親友(あだ名がケロちゃん)そっくりで(笑)。しかも舞台袖に戻って扉の向こうでけっこうはじけているところが見えたので・・いったいあのお姉さんは何者だろう・・といぶかしんでいます(笑)。
  • 庄司さんは、そういう訳で顔と足しか見えませんでした。・・あと舞台袖に去って行く時の後ろ姿。いつも左手を特徴的に振って歩いていました(笑)。
  • ちなみにカシオーリさんは低めの椅子に座っているようで、見えたのは同様に顔と靴の裏(笑)。・・僕にはあまりお腹が出てきているようには見えませんでした(笑)。