ゲンロンカフェで東/猪瀬対談へ

出勤後、五反田へ、ゲンロンカフェで、東/猪瀬対談を見に行ってきました。
事前に本を読まずに行くのは失礼だろうと思い、先週買って読み始めたのですが…もう、冒頭から泣けて読めませんでした。
しかし、このままではいけないと思い、今日、横浜へ寄り道をするから、そこの車中で一気に読みました。

で、またすごく久しぶりのゲンロンカフェ。
今日も長引き22時半位でやっとお開き、そのままサイン会突入でした。座っていた席がサイン会列の先頭付近で、サクっとサインを頂いて、現在浅草線車中です。


聞いていて思ったのは、どこが権力側で、どこまでがそれと対峙するところだったのだろうか、ということ。
政治の世界に片足を入れてしまってからの猪瀬さんの立ち位置が、本人の認識は基本的に権力と対峙する立ち位置であると一貫しておっしゃっていたのですが、その話を既視感を感じて聞いていました。
大学の頃、学校で出たテーマが「要綱行政と司法」で、その一貫で読んだ資料の一つに横浜市で要綱行政の基礎を作った田村明の著作でした。
本人から見た自分の立ち位置はあくまでも権力と対峙する立ち位置でした。
しかし、この人どういう人?と、自治体に勤めていた私の父に質問したら帰ってきた答えが「田村天皇ね…」。それってバリバリの権力側じゃあないか、と思いました。

多分どこかで立ち位置の変換?があったのですね。
猪瀬さんも、そうだったのかも知れません。