今日はグライダーのお世話

しばらく放っておいてしまった20のお世話をしに大利根飛行場へ。
おっと、その前に娘のピアノの送り迎えを。
待っている間お嫁さんとお茶してました。
(と、家庭内マイレージをためてるつもり)
娘の塾のテスト結果について(結構真剣に)討論。

午後から飛行場へ。
工具類、書類、バッテリー、GPSロガー、新品の高度計、パームPC等々。大荷物。
ところが、ジャケットを忘れてしまい寒い思いをしました。

まずは高度計の取り付け。
おっと、この高度計はWinter(独逸國のグライダー向けTSO取得の計器メーカー)と違って、アメリカ製計器と同様にアルチメーターセッティング用のノブの根元に切り欠きがひつようだぁ。まいった。
みんなどうしているのか他の機体の計器盤のぞきに行ったりして・・。みんな切り欠いて入れてるなぁ。
で、現物あわせでテンプレートを作ってしこしこと計器盤に切込みを入れる。
もうこれで、おなか一杯。夕方になってしまいました。
でも、とりあえず計器付けば整備もひと段落なので。

それと、GPSロガーからパームPCへの配線の続き。

GPSロガーは、GPSに気圧高度計をつけて記録機能をつけたものデス。
僕の持っている機械は、Cambridge model 10というとても古い(IGCのホームページには"Regacy"と表現されている)機械で、結婚した年に入手したのでもう12年前くらいになります。この頃にグライダーに使うGPSフライトレコーダーの規格ができました。
1台にGPS(ガーミンの8ch GPSエンジン)と気圧センサーと記録のためのマイコン、12V2Ahの鉛蓄電池が入っていて小さい重箱のような感じです。
その頃はGPS自体が珍しい時代だったし、世の中まだMS-DOSの世界だったのでこんな規格になったのでしょうね。今となってはちょっと大笑いな機械デス。
このModel10はその最初の1機種目で、その年に開催されたニュージーランドの世界選手権で初めて採点に使用されてました。
シリアルNo.が#0094だから、世界で94番目に手に入れたわけで、結構隠れて自慢してたりします。(たぶんヘボがかった最初の一台でしょう。)

この機械にパームPCをつないで、パームPCに飛行に必要な情報と地図を表示するソフトが存在します。
今までは計算尺と地図と定規でやっていた作業を全部機械が勝手にやってくれるのでとてもラクチンになります。

ところが、この配線・・うまくつながらない。・・これは諦めて全部外してお持ち帰りにしました。外でやると寒いのでこの休みの内に家でやります。

4時半位になってようやく終了。

飛行場の方は、モーターグライダーとグライダーの運航が続いていて、ベーシックトレーニング中心のようでした。
KさんがSZD55を飛ばしてました、5000ftくらいがTOPでしたが、あまり遠くへは出られなかったようデス。(取手位までとのこと。)

それから、クラブハウスのストーブに当たりつつ遅い昼食をとり、おしゃべりに突入。ブリーフィングルームの方では山本チーフインストラクターが深刻そうに座学中のためちかよらないことにしてお茶をのんでました。
愛さんに耐空検査の日程の打合せ(立ち話?)・・来週か再来週の土日でお願いしました。来週の日曜日に朝練でてからやろうかなぁ?

その後、愛さんを中心におしゃべりがつづき、家からお電話が来るまで時間がたつのも気にせずに楽しく過ごさせていただきました。
なんか、すごく久しぶりに飛行場にいた気がする・・。

で、帰宅。朝貯めていたはずのマイレージ?ではすでに足がでてしまったようです。七草粥とカレーを頂きました。
でも、たのしかったからいいことにしよう。

明日は横浜の僕の実家へゆきます。9時出発のため朝練は出れないので朝ローラーでも回してから行くつもりです。