仁勇蔵祭り

神崎であった、仁勇蔵祭りに一家で行ってきました。なんでも、「発酵の里こうざき酒蔵まつり2012」と銘打った町のイベントのひとつになっているようで、神崎の目抜き通りは歩行者天国になっていました。そして、・・人人人(笑)。成田発銚子行きの成田線がまるで朝の東西線のような込み具合。
10時着の電車で行ったのですが、既に人混み。僕らは、鍋店さんの酒蔵見学がメインイベントですから、ぐい飲みを頂いてその列に並びます。・・どうして酒蔵見学?だって、「もやしもん」の世界ですから。
まず、蒸したばかりの酒米を見せて頂き、少しずつ試食(笑)。硬いですね、蒸し米だから当然かもしれませんが・・精米したお米がまるでビーズのようです。

酒米のサンプル

蒸し米
それから、蔵の中に入れて頂き、麹室と酒母、実際に醸しているタンクを見学させてもらいました。白いキャップと白衣を着けて、手を消毒して上履きに履き替えて。


麹室で、米麹の試食。上品に甘いですね。毒々しくなくて美味しい。酒母は白い液体が日を追ってぶくぶくになってゆく感じで、温度を上げたり下げたりしながらすこしづつ上げてゆくそうです。
発酵タンクは上から見学。写真は発酵タンクです。
下から見るとこんな感じ↓。

僕は、お酒以外で建物に興味津々。入って右側は古く、左は新しい感じ。古い方の材がいい感じですね。沢木くんが見ると菌だらけなんでしょうね。


上2枚は古い方、いいでしょ(笑)。
新しい方は木組みが近代的ですね。
そして、搾りたての原酒を試飲させて頂きました。機械搾りと、吊るし(自然滴下)の差が歴然で・・ちょっと唖然としました。吊るしの方がおいしい。
おまけ↓。

漫画「夏子の酒」の作者、尾瀬あきらさんのサイン入りタンク(笑)。なつかしいなぁ、夏子の酒。こんな仕事もあるのか、と思ったなぁ。


その後、お祭り会場をそぞろ歩きしましたが、とにかく場所の広さに不釣り合いなくらい大勢のお客さんでちょっと疲れましたが、発酵とオーガニックがキーワードのようですね(笑)。なかなか楽しかったです。
そんな中、某店の前で知った顔を発見(笑)。曰く「ナイショ!」と言うのですが、キミキミそれ堂々と話通して堂々とやれよ!いいことだと思うよ、と思いました。お客さんに好かれるのが一歩だからね。