コンサート2連発

奥華子の亀戸サンストリートの無料ライブと、上野界隈で行われている「東京・春・音楽祭」の室内楽を聴きに行ってきました。
奥さんは握手会つき(笑)。なんて元気な35歳(笑)。だって、1時間ステージこなして、それから延々握手会やっている。20歳前後のAKBとかと同じ事している(笑)。どっちが先なのかは知らないけれど・・。
というわけで、前日残業後(笑)、閉店間際の某銀座山野楽器へDVDを買いにゆき、それを抱えて亀戸に行ってきました。4時15分というスコアは微妙(笑)。少し押したら上野に行けなくなってしまう。
DVD買う気になったのは、去年の夏に見に行った千葉のコンサートが収録されている事が判ってから。・・そりゃあ、自分の行ったコンサートをもう一回見られるなんて、こんないい事があるだろうかって。
・・去年でいろいろなタガが外れたみたいで、この歳になってようやくそういう事ができるようになりました。10代は女の子追いかけていなかったからなぁ(笑)。


で、ライブが終わって、順番待ちを喫茶店でお茶飲みながら本を読んで過ごしていました。おかげで、ファースト&スローの上巻があと1章(笑)。で、時間・・.
実際に目の前で見た奥さんは華奢な女の子でした。え?千葉で見た時はとても大きく見えた。・・実際マイクもって客席を駆け巡っていた時に、僕のいる席の側の通路を駆け上がってきた時の存在感(でか!・・本当にそう見えていたのですよ!!)とはかけ離れた小さな人でした。思わず「千葉のときより小さくなりましたね」と正直に言ってしまって・・ゴメンナサイ。横以上に縦もその時の印象よりずっと小さかった。

それから、上野へ。上野で嫁さんと待ち合わせて、旧東京音楽学校奏楽堂へ。重要文化財の建物だそうで・・木造校舎の豪華版という風情でした。

プログラムは「東京・春・音楽祭」のなかのプログラムで、「ピアノ・トリオで聴くドイツ・ロマン派〜シューマンメンデルスゾーンブラームス」。
シューマンピアノ三重奏曲第2番ヘ長調op.80
メンデルスゾーンピアノ三重奏曲第2番ハ短調op.66
ブラームスピアノ三重奏曲第2番ハ長調op.87

出演は、
Vn:猶井悠樹
Vc:奥泉貴圭
P:加藤洋之

後に行けば行く程いい演奏になっていって、ブラームスはとても良かった。音がいいホールではないのでしょうがないけれど、最初どう響いているのか奏者も悩んでいた風が有ります。シューマンがバラバラだったように感じたのはそういった探るところもあったからなのでしょうか?。(それともそういう曲?)
ブラームスの3楽章に入る時に、演奏が終わって、いったん息を整えて、さあ、とピアノが目配せをして入る瞬間、「ピンポンパンポ〜ン」とそとから公園内の放送が。それでピアノの加藤さんが「ポヘェ」って顔をして場内から受けていました・・笑い声が(僕も笑ってしまいました)。
でも、その後の演奏も切れる事なくいい緊張感で、とてもよかった。
アンコールを演奏してくれました。モーツァルト。ロマン派の緊張感から解放されてほっとしてお開きになった感じでした。

会場を出たら雨(笑)。駅につく頃に本降りでダッシュで駆け込み、結局夕飯は勝田台で紅独楽となりました。
3/20 ピアノ・トリオで聴くドイツ・ロマン派〜シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス | Facebook

・・そうそう、ピアノの加藤さん、大友さんを彷彿とさせる表情でとても懐かしく故人を思い出してしました。・・ピアノを弾く大友さんは想像もつかないけれど・・。