久しぶりに映画・・

この週末、ものすごく久しぶりに用事のない本来の週末で、しかも子供がお出かけで帰りがおそい、とのことでお嫁さんとデートをすることになりました。
・・何しよう、といろいろ話したのですが、映画を見にゆくことにしました。
時間と上映館を調べてユーカリが丘へ「羊と鋼の森」を見に行ってきました。
朝一の上映回に行ったのですが・・チケット販売機でみたら1席も出ていない。これは貸切か?と期待したのですが開始直前に何組か来場があって・・残念でした。

映画はとてもよくて、・・よく泣きました。もし貸切だったらひんひん泣いていたかもしれません。映画の全編を通してラの音(440hz?)が印象的に流れて雰囲気を作っていましたね。
主役の山崎賢人は、四月は君の嘘で有馬公生役を演じた俳優で、なんだかピアノ付いているなって思いました。
なんだか、どの俳優さんもイメージがよくて、いい意味で小説の印象を上書きしてくれてとてもよかったです。特に三浦友和は、いい感じに歳をとって、板鳥さんそのものっていう感じで・・。
外村くんが調律師として楽器店に就職したころの姿が、勤務先に近年入ってきた新人くんたちに被って見えて、オドオド感とか何かと言うとメモ帳を取り出して脇を閉めて目の前で書くような仕草も・・よく見ているというか、こんな感じだよな?と見ていました。
だから、柳さんが自立を促すところもとても共感できたし、僕自身もそれはよく言っていたことで、柳さんが結婚に至るくだりも、そういうのを見て色々考えて、感じて、自立してゆくのだよなぁと思いました。
若い世代に見て欲しいなぁ。外村くんの最初の姿が滑稽に見えたなら、翻って自分の姿を見つめ直して欲しいと思いました。

映画が終わって、ランチを勝田台のお寿司屋さんで。
そして僕は床屋さんへ、お嫁さんはコーヒー屋さんへ。夜は金髭で飲み会。
なんだか、楽しい1日でした。