庄司紗矢香とオラフソンのコンサート、春くらいにはすでにアナウンスがあったのですが、コロナ禍のなか果たして来日できるのか?と思っていたら10月になってようやく発売になり、発売日にあれこれ思い悩んだ挙句なるべく早い日程で聴きに行こうと山形の次の横浜を選びました。
無事庄司さんとオラフソン氏が来日、それぞれ2週間の自主隔離の後コンサートツアーとなったようです。結構やきもきしました。
もっとも、最近の第3波は少しシャレにならない状況で大丈夫か?と思っていたのですが無事開催されそう・・。というわけでこの週末は横浜に来てばっかりでした。
横浜はずいぶんな人出で、にぎやかです。
なんだか、ヴァイオリンの位置に椅子がある・・。
開演したら、庄司さんびっこ引き引き登場。なんか股関節が悪そうな歩き方・・なんか痛めたのかなぁ?とおもいつつ椅子に納得。立てなさそう。あまり無理に歩かずにここまで車椅子で来てもいいのに、と思うくらいでした。
始まりはバッハだったのですが、オラフソンの音が・・特徴的な青い音が静かに響き印象的なバッハ。こんなの聴いたことない・・。
つぎはバルトーク。バルトークが演りたくてオラフソンを選んだ的なことを庄司さん書いていたけれど、さっきとはうって変わってハンガリーの激しいピアノ!。
とてもすごかった。
足のことは張り紙で広報がありました。お大事に・・。
お休みのあとはプロコフィエフとブラームスだったのですが、もう吸い込まれちゃってとてもよかった。特にブラームスのソナタは昔よくやっていた曲目だったと思うけれどなんか音違うし、ピアニストとバイオリンが違うとこうも変わるのかなぁ?って思いました。
あんなお体だから無理しないで欲しかったのですが、アンコールを2曲演奏してくれました。あんまり無理しないでね・・。
バルトークの(僕の大好きな)ルーマニア民族舞曲となんとかのシチリアーノ(パラディスのシチリアーノだそうです)。とても良かったです。特に最後のシチリアーノはとても優しい音の曲で心穏やかにしてくれました。庄司さんのバイオリンがとても甘いの。
立って拍手する人も多くて、みんな同じように感じたのですね。
とてもいいコンサートでした。・・しばらく音いらない感じです。
帰りにみなとみらいのゼビオでヨガマットをゲット。柔軟と腹筋するのだ。