新ダヴィッド同盟の演奏会を聴きに水戸まで

昨日(11月2日)のことですが、・・ちょっと書けなくて今になっています。
2012年暮の演奏会以来ですね。昨年の9月の小菅さんの紀尾井ホールの後のサイン会で聞いてみたのですが、曰くスケジュールが合わなくて・・と、2013年はありませんでした。このままなくなってしまうのだろうか・・と思っていたらやっぱり小菅さんのFacebookの投稿で知り、今回は前売り券を購入しました。
金曜日にフランクのAプログラム、日曜日にブラームスのBプログラムとまた悩ましかったのですが、僕はブラームスが聴きたかったのと、やはり普通の東京近郊の勤め先では、19時水戸は不可能・・。僕の勤務形態では不可能ではないのですが・・やめておきました。土浦くらいなら大丈夫なんですけれどね。水戸はそこから1時間かかるから・・。沼津くらいのイメージですかね?。

朝、自転車に乗って・・電池交換した心拍計(S720i)の調子を見て、お風呂に入ってそれから電車で水戸へ。
勝田台→船橋→柏→水戸で2時間半位。往きはぼーっと外を眺めたり、寝てたり。
・・電車なんですよ。もうあまり車は乗りたくないです、面倒くさいし、怖いし、おカネも掛かるし。一昔前では考えられないですね。あんなに車大好きだったのに。多分、機械を操作して上手くやることにもうあまり自信がないんでしょうね。
16時の開演なのですが、15時位に水戸駅着。のんびり散歩気分で水戸芸術館へ。20分ちょっとかかったかな?。
相変わらずへんてこな塔の立つ建物です。今回は昼間だったから前よりはおとなしく見えました。

開場と同時に入場。こんな感じの席でした。


今回は、チェロが石坂団十郎ではなく、客演者が入っています。
庄司紗矢香 Vn
佐藤俊介 Vn
磯村和英 Va
クライヴ・グリーンスミス Vc
小菅優 Pf


この日はBプログラムということで・・
シューベルトピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D898
(庄司・グリーンスミス・小菅)
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲作品7
(佐藤、グリーンスミス)
ブラームスピアノ五重奏曲へ長調作品34
(庄司、佐藤、磯村、グリーンスミス、小菅)


最初のシューベルトは、僕も知っていたから・・比較的メジャーな曲だと思っていたのですが、そうでもないようですね。楽章が終わる度に拍手が散発するのは・・まあ、客席側のご愛嬌ということで許して下さい。
席の場所の問題だったのか、いつも最初はこうなんですがポンコツ耳のせいなのか、チェロの音が最初拾えなくてとまどいましたけれど、一楽章の途中からトレースできるようになってとても楽しめました。
小菅さんが遠慮なく出てきていてとてもパワフルで。庄司さんがとても楽しそうで。

僕としては、2曲目のコダーイがとても良かった。
チェロの音がとても複雑で、ヴァイオリンと一緒にとても深い音楽になっていると思います。打楽器になったり、ハンガリーの民俗楽器的な響きになったり。
曲もコダーイなのに田舎っ臭くないし、・・初期の頃の作品のようですね。バルトークと深く付き合っていた頃だったから?フランスに居た時期だったから?とてもいい曲ですね。
ヴァイオリンもかっこ良くって、立って演奏する佐藤さんもかっこ良くて、・・こういう格好よさは庄司さんにはないなぁと思いました。

ブラームスは鋭い演奏でした。身を乗り出して聴いちゃいました。
シューベルトのときのように小菅さん走るんですけれど、弦の皆さん全然負けていないし、ピアノ全開でないと沈んじゃう?位、鋭くて激しい演奏でした。とてもたのしかった。

室内楽って面白いですね。


終わって、18時半。夕飯をここで。
れんが家 - 水戸/喫茶店 [食べログ]
昔風の洋食屋さんがホールのそばにあったので。僕が入ったときはお客さん居なかったのですが、あとから3組くらい、多分みんなホールから出てきた人?。
ビール(笑)瓶で出てきてちょっと面食らった。

ハンバーグをいただきました。