昨日の話通り、急遽妻沼へ運び飛ばしてきました。
中央大学の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。
朝4時に起きて大利根へ。例によって忘れ物があって戻ったり。
大利根に着くと、人力飛行機の人が飛行場でなにやら試験飛行?。
ところが、彼らが機体を運んできた4トン車がトレーラーの行く手を塞いでいます。
幸いにもトラック屋さんだったので就寝中申し訳ないけど起こして、事情を話して移動してもらいました。運転手さんありがとう。なんでも東工大のチームのようです。
縮尺が霧ヶ峰(笑)。6時前くらいに出発。朝は空いていて楽です。
牛久で乗って羽生で降りて8時ごろ着。
妻沼に来るのは多分2017年の5月連休以来。
6年を経て自分のグライダーを持ち込んでいる・・。6年前には想像もつかない未来ですね・・。
村上さんにお電話するとすぐに迎えにきてくれました。ありがとうございます。
機体を持って北側エンド(RW/14)へ。
始まりのミーティングでご挨拶させてもらい、その後機体を組みました。ワンマンリグエイドがあるので2人位手伝ってもらって。
その後HF無線機をお借りして取り付け。配線は出来ているので、ここはお任せしました。
計器板カバーの脱落防止対策がそのまま外しにくい構造に(笑)。当然の帰結ですが、三田さんのお仕事が完璧でとても外しにくい(笑)。これなら飛行中絶対外れない。
HF無線機を取り付けて無線チェックしましたが、全く問題なし。さすがです。
僕は地形慣熟とチェックでASK21に1回のせて頂きました。OKが出て機体を上段から下ろします。
先に村上さんが搭乗し1回目のフライト。
無事に上がりました。
ウインチ曳航は動画撮ったので。
ウインチ曳航は問題がなかったようです。ただ「ウインチ速い」を言ったら遅くなりすぎてしまったとのこと。
そのアドバイスを胸に僕も乗りました。VW付近になっても何も言わずそのまま曳いてもらい、440m(対地410m)で離脱。
最初サーマルのあがりっぱなは結構苦労しましたが、無事にコアを捉えて上限高度の750mまで上げ、クリアリングターンしてから失速、もう一回やってスピン。どちらも教科書に書いてある通りの挙動を順を追って順々にゆっくり現れて、ちゃんと入りました。回復も気流が戻れば回復操作ですぐに定常飛行に戻ります。世間的に言われている失速特性の悪さは感じませんでした。
サーマル旋回中もウイングドロップとかはなく、80km/hまで抜くのはちょっと無理かもしれないけれど、飛びたい角度、速度で安定して飛べます。そしてとても軽い、動きも軽快。
もう一度高度を取り直して、上限高度が高い方のエリアに移り上限位まで上げて富士重太田工場(太田飛行場が全部工場になっていました)〜多々良沼の手前9km圏内をまわってみましたが、グライドもよく伸びるしとても良いです。
降りる時は同時進入になってしまってNo.2、手前ギリギリ狙いすぎて道越したところで接地。ちょっとギリギリ狙いすぎました。
僕は比較対象がASW20Cしかないのですが、それと比較しても乗りやすい良い機体です。いっぺんに気に入りました。多分仲良くなれる。
IN FLIGHTの風景はこんな感じでした。空の広さがとても感じられます。
ラダーペダル一番手前のままシートバックの調整で済ませていたのですが、操縦桿が少し遠かったのでもう少しラダーペダルを前に出してその分前乗りにするといいのかもしれないです。
出発直前の写真を中大の方が撮ってくださり、送って頂きました。
今回様々な方からご助力いただいて無事飛ばせるところまでたどり着けました。
皆様に本当に感謝です。
丸伊さん、天国で見てくれているかなぁ。
格納庫の隅に眠っていたヤンター、飛ばすことができましたよ。