姫路に向かっている電車の中で暇なので、あれこれ書いてみようかと思います。
ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部- 1 (BUNCH COMICS)
- 作者: 小沢かな
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/09/09
- メディア: コミック
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- 初めて妻沼に行った時のこと
地の果てに来た気分でした・・世間が狭くて利根川まで行ったことは小学生の修学旅行で越えてだけ(日光)。神奈川県の狭い地域だけで世界が完結している子供だったので。
グライダーは、物理的に行動範囲を大きく広げてくれました。
もしも航空部に入らなかったら、今も親元近くで暮らしていたかもしれません。
- 初めて見たグライダー
僕は法政の本校(市ヶ谷をそう呼んでいました)の学生だったので、最初の合宿は現地集合。熊谷駅から葛和田までバスに乗って1人で行きました。
バスを降りて見上げると、そこにグライダーが音もなく浮かんでいました。理屈はわかっているけれど、その風景の不思議さときれいさは、今でも忘れられません。
空がとても広かった。
- 初めて飛んだ時のこと。
次の日、5月連休の合宿の初日です。漫画と同様にウインチ曳航でした。機体はブラニク。
怖いとは感じませんでした。
・・索が張ってきた時の緊張感、離陸滑走を始めた時のあの加速、離陸後空しか見えなかったこと、曳航終盤水平に姿勢を戻して曳航索を離脱した後の、あの広い空に放り上げられた気分、広い・・とにかく広い、世界はどこまでも続いている感じが・・忘れられない。
最初のフライトの印象が、そのまま絵になっていました。