12月に買った本

先週、娘の塾のおつきあいで津田沼へ行きました。送り迎えとクリスマスプレゼントの吟味です。
送った後、津田沼丸善へ。ちゃんと岩波等の買い切りの本を置いている本屋は貴重です。
娘の分を入手して包んでもらった後、ちょっと自分達の本も。

スポーツ関係で買ったのは2冊。
「クライミングフリー」と「アスリートのためのコアトレ」。

「クライミングフリー」は、フリークライマーのリン・ヒルの自叙伝。
アメリカのヒッピー達の雰囲気と、フリークライミングが競技対象になりプロの競技会が成立するヨーロッパとならないアメリカの違いも興味深かったです。それに彼女に対するヨーロッパの反応が、まるでランス・アームストロングのそれとそっくりで・・苦笑してしまいました。ヨーロッパってそういうところなのでしょうか。
リン・ヒルを知ったのは、お昼ご飯を食べていた時にご飯やさんにおいてあったマンガ雑誌がきっかけです。尾瀬あきら(だったかな?夏子の酒の作者)がフリークライミングを題材の骨格に取り上げたマンガで、マンガ自体は色々なテーマを盛り込みすぎて消化不良を起こした挙句、まるで連載打ち切りのような終わり方だったので、おそらく作者が投げ出してしまったか打ち切られたのかどちらかだったのではないかとおもいます。でも、僕の全く知らなかったフリークライミングという存在を教えてくれました。
山歩きにも興味があって、(しかし兄が高校時代山岳部にいたため、そんなことおくびにも出さなかったけれど)最近も普段着で歩ける範囲では行ったりしていました。バカとけむりは高いところがすきなのでしょうね。
岩場でのフリークライミングにこだわる彼女と、総合的に頂上を目指すクライマー達とはおそらく根本的に考えが違うのでしょうね。過去にいろいろな場面でこういった「わかるけれど理解してくれない」ことに出くわしたことのある僕にとってはとても興味深いものでした。何かを極めた人が言うからそれが重いのではなく、それは普遍的にあるのだということを。理解し合えることと行動を共にすることは別問題だっていう誰にでもあるそれをはっきりと目の前に見せてくれました。なるほど、です。
今はそれを、娘と向き合うなかで深く感じております。

クライミング・フリー 伝説を創る驚異の女性アスリート (光文社文庫)

クライミング・フリー 伝説を創る驚異の女性アスリート (光文社文庫)

「アスリートのためのコアトレ」は、体幹のトレーニングのための系統的なテキストを探していて、たまたま見つけました。出来ることなら体の仕組みの解説があって新しいものを探していました。
腰や首、肩の「ぎっくり」をやったときに普段意識して動かしている筋肉じゃないところをやっちゃったらしい感じがしていました。マッサージしてもらっても届いている感じがしないし、湿布等も同じ感じがしました。だから、自転車乗っている時によく慢性的に抱えていた腰の痛みは多分別の要因で、それを解決するには乗ればいい訳ではないような気がしていたのです。
さて、この本がその回答になるといいのですが。1月以降、リハビリ開始後に始めたいと思っています。

アスリートのためのコアトレ―100のエクササイズ12の処方箋

アスリートのためのコアトレ―100のエクササイズ12の処方箋