結婚式

昨日、朝練習したあと、礼服を担いで郡山にいってきました。かの地に赴任していた時に一緒に仕事をした子の結婚式にお呼ばれしたので・・。
土曜日の大安吉日で、あまり混んでいる事を見た事のない郡山の結婚式場は分刻みのスケジュールだったようです(笑)。

 ↑ブーケトスね。

彼女は、僕の会社を(僕がいる間に)辞めて、本来希望していた保育士に転職しました。今もその職業を続けているようで、「○○先生」と呼ばれているのにちょっと不思議な感慨がありました。
ある春の日に、何か決死の様子で「有給休暇を下さい」と言ってきた日を思い出します。その時の様子と、いろいろな断片を繋ぎ合わせて・・こりゃえらいことになりそうだと思いつつ許可して所属長に出したことをおぼえています。案の定、彼女の地元の保育園に空きが出来て、その面接だったようで・・。あーあ、と思いながら「よかったね!」と言ったなぁって。
披露宴で映し出された写真を見て、子供の目線におりてとてもやさしげな彼女の写真をみて、それでよかったのだなぁと改めて思いました。

彼女のだんなさんになる人は、その筋ではとても有名な会社に勤めているようで・・茶髪で長髪(笑)。その会社の製造部門の中堅クラスのようです。彼の上司の挨拶を聞きながら、埼玉在勤の時にめぐり合った取引先の小さな会社を思い出していました。
その会社も、核となる従業員の大半は今風のカッコいいお兄ちゃんばかりで、僕より若い2代目の社長によくなついて、よく働く人達でした。僕はこの会社に出会って、「こういうのもありだし、むしろこれからはこうあるべきかな?」と思うようになりました。
彼の会社もそういう会社なのかなぁって、翻って僕は若い子達にちゃんと接しているのか?と深く考えなおす必要を感じています。

結婚式が終わった後、夜半過ぎまで郡山の繁華街の外れで一緒に呼ばれた同じ会社の先輩と飲んでました。その時も、ああ、なんて僕には断片ばかりでまとまった何かを考えていないなぁと思い・・ほろ苦い久しぶりの郡山でした。