昨日の感想・・・

twitter上では絶賛の嵐だったのですが・・以下感想。まだ消化不良?。

東京都交響楽団第736回定期演奏会
指揮:大野和士
サントリーホール
2012年6月18日 19:00開演。

1曲目はシェーンベルグ浄夜
・・弦5部の演奏で、緊張感のあるいい演奏だったと思います。・・思います、というのは・・最初のうち目の前の第1ヴァイオリンの3列目のお姉様の音しか聞こえなかった(感じがする)ため、他の演奏は遠くから響いてくる位にしか・・。すみません欠陥品で。左耳半分しか聞こえないし(笑)。お姉様の弓の通りに音が聞こえていたから多分そうだと思う。
で、指揮者の気合いから漏れる強烈な息の音でびくっとしてやっと全体が聞こえるようになった気がします。・・美しいけれどとらえどころのない音楽ですね。いろいろな感情が湧いてくる音の重なりで、いろいろ思いながら音に身を委ねていました。

・・前から2列目って合奏を聴くにはあまりいい席ではないですね(笑)。今度はとれたら一番前にしよう。(って(笑)。)

2曲目はシマノフスキのヴァイオリン協奏曲1番。独奏は庄司紗矢香
僕にとっての本日のメインです(笑)。
演奏が始まって、もちろん、庄司さんの演奏は正確だし美しい。一度聴いたら忘れられない。ソリストを見ていなくても音がそれと判らせてくれる。・・でも今日はちょっと乱暴な感じもしました。気のせいかもしれませんけれど・・。前回の印象が室内楽だったからでしょうか?。
でも、カデンツァもすばらしかったしとてもよかった。
でも、やっぱりリハーサルとか、大変だったのでしょうね・・。
でも、ちょっと緊張感がありすぎてこわい。
でも、その指揮者を見る目が挑戦的で・・。
でも、でも、と一方的に嫁さんに話をしてあきれられてしまいました。曰く「そういうものだよ」
でも、ちょっと変わった不思議な曲ですね。

3曲目はバルトーク管弦楽のための協奏曲
管楽器がヴァイオリンの壁の向こうで鳴っているので、残念ですがこの曲は全体がいまいちはっきりしない印象でした。P席の方がよく聴こえていたりして(笑)。でもいやな音ではなかったのでよかったのではないかと思います・・、が1週間前の演奏とどうしても比べてしまうので・・ごめんなさい、これはコチシュの方がよかったと思います。でもいい演奏だったと思います。
今日も拍手しすぎて手がくたびれました。
たのしかったけれど、くたびれました。

家に帰って、ご飯を食べて、心を落ち着かせてから寝ました。
次はおくはな!。チケットかってないけれど(笑)。10月30日の庄司さんはこの日にチケットを受け取りました(笑)。そういえばラーンキも来るんでしたね(笑)。>悩み中。