ロッテルダムフィルのコンサート

1月31日、サントリーホールへ聴きに行ってきました。ソリスト庄司紗矢香だったので。東京勤務になって、本当にコンサートを聴きに行けるようになりました。
ロッテルダムフィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
ソリスト庄司紗矢香
曲目:
シューマン:歌劇『ゲノフェーファ』序曲 Op.81
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 Op.63
ブラームス交響曲 第4番 ホ短調 Op.98

ソリストのアンコール/バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 ト短調よりアダージョ
オケのアンコール/ブラームス:セレナード第1番より スケルツォ
・・今回は庄司さんアンコールを弾いてくれた!!。

席はこんな感じのところ↓。後ろの方。庄司さん小指くらいの大きさでした。

プロコフィエフの2番も何もかも聴いたことがないまま会場へ。
演奏が始まってオケの音がまとまって聴こえて、しかもまあるい感じ・・ロッテルダムフィルの音が、なのかどうかはちょっとわからないのですがオケの音を聴くには前の席よりもこっちのほうがいいですね。落ち着いて聴ける音ですね。いい音楽。
おめあての庄司さんのプロコフィエフは不思議な曲で、不思議な感じをもう一度感じたくていろいろwebで音源探したのですが・・その印象とちょっと違う感じなものばかり・・はぁ、CD待ちかぁ・・、デビルカノフとサンクトで録音したようですし・・。今回はどちらかというと淡々と弾いていたように思います。管弦楽の編成もあまり大きくない曲だったからなのか、あまりりきんだ感じもなく、柔らかくてやさしくとてもうつくしい音に身を委ねていました。・・聴きに来てよかった。なんていうか、心を沸き立たせるような演奏ではなくて、心が落ち着いてゆくような、心をざわつかせない感じの優しい音でした。
アンコールはいつもの?バッハ。生で聴いたのは初めて。指揮者が第1バイオリンの後ろの空いている席に座って一緒に聴いていたのはご愛嬌(笑)。
休憩時間に、隣に座っていらした人と少し話をしたのですが、娘さん(といっても僕より幾分若い位?)が庄司さんのファンで、私はつきあわされているのよ、と仰ってましたがそんなでもなさそうですね(笑)。いいなぁ。僕もお嫁さんと聴きにきたいよぉ。
後半のブラームスは、あ!この曲ね、でした。これもよかったです、とにかく音がまるくて心地いいのです。録音ではこの感じがわからないですから・・、やっぱり音楽はライブですね。

・・さて、5月のウィーンフィル、どうしよう。迷っているうちにチケットなくなってしまうかなぁ。