東京春音楽祭

昨年は行けなかったけれど(忙しすぎて)、今年は時間が作れたので直前にチケットを手配して行ってきました。
一昨年聴いてとても印象に残ったピアノ3重奏のチェロとピアノです。

奥泉貴圭チェロ・リサイタル
Vc:奥泉貴圭
Pf:加藤洋之
於:国立科学博物館、日本館講堂
曲目:
R.シュトラウスチェロソナタへ長調op.6
ショスタコーヴィチチェロソナタ短調op.40
シューマン:民謡風の5つの小品op.102
ブラームスチェロソナタ第2番へ長調op.99

東京・春・音楽祭 | プログラム | ミュージアム・コンサート 奥泉貴圭 チェロ・リサイタル

なんで聴く気になったのか、いまでも不思議ですけれど聴きにいってよかった・・なんか眠れないくらい印象に残っています。
・・失礼な言い方になってしまうのですが、決して上手いチェリストではないと思うのですが・・また聴きたくなる何かがあったみたいです。で、それは今回も誠実に上書きしてくれた感じで。
加藤洋之のピアノがどんどん出てきて、最初はチェロの音を追いかけるのが大変でした。これは帰ってからお嫁さんに印象を話すと、場所の問題もあるかもねと言ってましたけれど、そんなものなのかなぁ?。それとも音域の問題かなぁ。なにか音源探してみよう。
そして、なぜかチェロの音を追いかけるのをやめると・・聴こえてくる、しかもとても印象的な深い音で。
早い部分や音量を大きくする時に、弓が弦を強く押してそれで弦が指で押さえる黒い板に当たって「カツン」という音が結構聴こえるのですが、シュトラウスソナタのときはとても気になったのだけれど、ブラームスのときは全然気にならないのは何故だろう。
小さなステージのある講堂で、会議室の椅子をならべて会場にした感じで、すぐそこで弾いてもらった感じ、客席をかき分けて?ステージにあがる形で演奏者が入ってくるのもご愛嬌でした。
チェロっていいなぁ。
余裕が出てきたらチェロやってみようかなぁ。
アンコールは2曲やってくれました。チェロの曲全然知らないのでよくわからない。websiteに出たら追記します。2曲目がシュトラウスの曲なことは演奏前に話してくれました。

↓席からみたステージ。

3月23日追記
アンコールはつぎの2曲だったようです。2曲目は「シュトラウスから始めたので、最後もリヒャルト・シュトラウスの曲で」と紹介がありました。
シューマン 夕べの歌
R.シュトラウス 万礼節