靴を買ってきました。
夏のボーナスが出た時に「何が欲しい?」という打診に対して「仕事で履く靴、使い捨てでない長く履けるのを」と返していたのですが・・実はこれがとんでもないリクエストだということがわかりました。
勝田台に引っ越してからこのかた、靴は村上のABCマートであるホーキンスのビジネスシューズでその時アメリカサイズ?で「10」のあるものを、しかも2足セール対象品ばかり・・。どうせ靴は消耗品だし、これでいいや、とそれなりに割り切っていたのですが・・足にあっていないのはわかっていたし、なんとなく靴にもそれなりに気を使いたいと思うようになっていました。
どうせなら、靴底の貼り替えとかちゃんとできて長く履ける靴がいいなぁ、それで足に合うものがいいなぁ、と思って探し始めました。・・とりあえずデパートから。ところが早々に壁に当たりました。
なぜなら、デパートなどでは靴の購入について相談する機能が・・ない、というかサイズを聞いて「それはありません」「リーガルかアシックスならありますが、現品はありません」という回答ばかり・・。困ってしまっていました。
いやになってしまってしばらく探してなかったのですが・・どうせ取り寄せになるのなら近所でいいのではないですか?ということになって勝田台の駅前商店街にある靴屋さんを巡ることにしました。
1軒目・・お休み。今日は日曜日。
2軒目・・入って、すこし靴を見ます。
店主殿が声をかけてきてくれました。「サイズが合う靴がないんですよね」とお話すると、「寸法測りましょう」とそれらしきコーナーへ誘われました。靴を脱いでゲージに載せて一言「細くて薄い足ですね」「こりゃ合う靴なかったでしょう」「くるぶしが当たるのは当たり前ですよ」・・。
裏の方から何足か靴が出てきました。
「これは大きいと思うけれど、細くて薄い向きの靴」・・確かにそう。
「これは少し大きいけれど、・・左足はあっているな」なんか靴の底が足に全部当たっている気がします。くるぶしも当たらないしなんかいい感じ。・・左と右の足の大きさが違うのは知っていたので(なぜか中学時代の最後のバスケットシューズが左のほうが0.5cm大きくてぴったりだった・・嘘のような本当の話)。
話をしていくと、オーダーの靴もやっているそうです。目下の悩みは職人さんが減ってしまったことだそうで。
ちなみに比較的あった方の靴は、靴底の張り替え等の修理もできるそうなのでこれを頂くことにしました。
街のお店・・あなどれませんね。目から鱗がおちるとはこのことかもしれません。