サントリーホールへ

東京交響楽団定期演奏会を聴きにサントリーホールまで行ってきました。
チケット買ってきた時→コチシュが来日らしい・・ - 無動力のりものスポーツの日々
コチシュ・ゾルタンの指揮で、ピアノ協奏曲は弾き振り。とても楽しみにしていました・・弾き振りだけ(笑)。だって・・どうしてピアニストは指揮に走るのかしら?。前回の来日のときは僕は郡山在勤中で単身生活でしたから、東京のコンサートに行くなどとても無理な話で・・。
今回は、嫁さんと、娘と3人で。娘は学校の帰りそのまま逆に都心へ。校則を律儀に守るヤツで、「寄り道届け」なるものを嫁さんに書かせてました。もっとも今週体調崩して休んだ日もあって、何かの追試があったらしい・・。(笑)
演目は
R.Strauss : Symphonic Poem “Macbeth”op.23
W.A.Mozart : Piano Concerto No.17 in G major, K.453
B.Bartók : Concerto for Orchestra, Sz.116
・・マクベスは・・あまり印象にない(笑)。
モーツァルトのピアノコンチェルトは、ピアノの音がとにかく丸くて天井に抜けてゆく感じ・・こんな音の楽器だったっけ?って思う程違う音色に思えました。テクニックが優れているのは当たり前って感じで、カデンツァが始まったら「ふわ〜」って音がキラキラに変わるの・・。参りました、とてもよかった。
それ以上?に期待を裏切られたのはバルトーク。僕はこのバルトークの曲、カラヤンベルリンフィルのCDは買って持っているのですが、一度聴いただけでお蔵に入れていました。つまらなかった印象しか残ってなかったので、後半は全く期待していませんでした。
・・そうしたら、今回一番よかったのはこれ!。今回の録音があるのなら、CDにしてくれないかしら?と思う位。拍手してる手がくたびれるくらい拍手してました。こんないい曲だったんですね、知らなかった。
嫁さんが「楽屋口でまってサインをもらう!」と言うのでおつきあいしてホテルの駐車場から奥の一般駐車場の奥の楽屋口へ。指揮者狙いの人の他に、オケの追っかけ?の人もいるのですね。出て来た楽団員と親しげに話す人達もいたりして。今回のコンサートマスター、確か佐倉にも来たなぁ、・・とても印象に残る演奏ぶりだったので覚えてました。
で、コチシュが出てきて、一人ずつ丁寧にサインをしていました。隣にいた若いお兄ちゃんは嫁さん曰くあれ多分クリスティアン(息子さん)だと思う、と・・え!、そういえばうちの娘より少し年上位だったから、そうですよね。DVDの歳のまま止まっている訳がない(笑)。
嫁さんはコチシュ編曲のヴォカリーズの楽譜にサインを頂いたようです。曰く「PLAY IT !」だそうで(笑)。