カシオーリのコンサート

衝動買いしたカシオーリのコンサートに行ってきました。

↑席はこんな感じ。
曲目は、
モーツァルト ピアノソナタ13番 K333
コッラ 夜想曲7番
リゲティ 練習曲第1集より 2番、4番
モッソ ピアノのためのSecondo Quaderno
ドビュッシー 12の練習曲より 1番、6番
ショパン 練習曲集より Op.10-5黒鍵、Op.10-6 Op.25-1 2 12
リスト 巡礼の年第2年「イタリア」より「ペトラルカのソネット 104番」
ショパン スケルツォ2番 Op.31

とてもゆっくりしたテンポのモーツァルトから始まったコンサートは、最初聴衆にとまどいを与えたように思いました。が、プログラムが進んでゆくごとに深い味わいを含むようになり、スケルツォはとても印象にのこる演奏でした。
でも、およそショパンは某コンクールで勝てるような演奏ではなく、でも印象にのこる演奏でした。
リストの巡礼の年は通しで聴いてみたいと思う位。
ドビュッシーがいいのはCDを聴いて判っていたので・・。
コッラの夜想曲は今回のコンサートが初演だったそうです。

アンコールはドビュッシーのこの2曲でした。

2012年の時のような驚きのコンサートではなかったけれど、やっぱり来てよかったと思いました。
この週はいろいろあって、頭が混乱していたので・・鎮めてくれるのに十分な音楽達でした・・。まるで僕のために弾いてくれたプログラムで・・よく眠れました。
なんか、節目節目にそれに相応しいコンサートに出会っているように思います。
さあ、7月からまた楽しんでゆこう、と少し前向きになったかもしれない。
モーツァルトがよかったので、CDを買いました。そうしたらサイン会がついてきました(笑)。庄司さんのときと違って、すこし大きめにサインしてくれました。

・・今回は庄司さん見かけなかったなぁ。