週末はまたお山に登りました - 無動力のりものスポーツの日々

4日、5日と先週の1日に続き霧ケ峰に登り飛んで＆機体をいじってきました。
5日当地は警察犬の全国大会があり滑空場も会場に入るため5日はフライトがなく11日の耐空検査の整備日となりました。
先週の曳航不調時の対応の練習ができなかった場合に備え？4日も続けて行くことにしていました。無事ミッションは達成できたのですが、梅雨前だし固めて乗っておきたかったし、人手が必要なら整備を手伝っても良いし、とおもい予定通りにしました。
ところが、当日は警察犬大会だからいつものところは会場の目の前でとても忙しいと聞いていたので・・自主規制。角間新田の宿舎の状況を確認したら泊まる人がいなさそうでこれも✖️。
しようがないから諏訪は高いので茅野まで下ってホテルをとりました。

いつものように4時半出発で8時過ぎ強清水着。
すでに警察犬大会シフトのようで、そこここにシェパードがいます・・。大型犬ちょっと苦手。
明日がないので集まりもあまりよろしくありません。複座に乗る人も少ないし、２機とも検査対象だし１機は前週から翼の手入れに入り始めていたので、複座機は１機で、単座は出せる３機を用意。
１発目から上昇気流があるようで降りてきません。最初少しお見合い気味でしたがKa6からあげる方向で準備。無事送り出したら・・曳航中盤でヒューズ切れで・・、久々に見たなぁ。それから端索を探索しにみんなで滑走路内の茂みの中へ。結構あっさり見つかりました。
戻ってきた曳航索も切れた衝撃でジョイント部分に傘体が食い込んでいたりして、やっぱり索切れはやですね。今回曳航索つけたの僕だし何かやらかしたか？と思ってしまいました。
そうこうしているうちに自分の番が回ってきて、ちょうどお昼時、インストラクター２人のうちお一人はアステアの慣熟で上がってしまっていて今降りてきたH林さんに、申し訳ないからお昼いただいてからにしましょうというと「条件いいから行きましょう！」と逆に離陸を促され（ありがたや）離陸。曳航中に感じた上昇風に戻り上がり始めたところで後席から「お昼いただいていますから（好きに飛んでいてください）」・・タフですね。僕食べられない人だったからなぁ。
最初はあまりいい上昇ではなかったのですが（後ろでお食事中でしたのでなるべくゆるいバンクで静かに飛んでいたこともあるのですが・・）、2700mを読んでから蓼科の方へ伸ばします。もう雲があってしかもstep cloudで南西側が高い。それからは2800〜2500のバンドで距離を伸ばします。場所を選ぶと沈下もないしちゃんとラインにのればずーっと上昇風のまま。久々にグライダーらしい飛び方で距離を伸ばしました。複座だし自分が何考えて何をしようとしているかちゃんと言葉にしないと伝わらないので、結構喋りっぱなしでした。バフェッティング感じても「わかったよ！ごめんよごめんよ」とか言ったり、「あーっここですねー、うーん（機体が）動かない」とか今状況をどう考えて、何を基準に帰投判断するかとかずーっとしゃべっていました。
蓼科をあとにしてから、和田峠の向こうの三峰山（同じように山頂付近が草原の山です）まで行きましょう、と後席のささやき。それからではまた蓼科いきましょうか、とか。うーん距離を伸ばそうとしている、と思いながらご提案に乗って高速でクルーズ。
この機体はマクレディリング付いていないですね〜とかなかなか楽しいフライトでした。
40分くらいになったので、降りることにしてもう一回ビバルデの丘の下の牧草地を見に行ったりして、そこそこいい高度になってきたので、後席と高度の読み合わせをしつつ「これ回ったら場周にはいります」1850m読んでピストのパスを見ると明らかに低い・・「低いから寄せます・・」と小さい場周を回って高めに降ろしました。
降りたら「上の滑走路の真ん中で止まりましょう」「はーい」と滑走路をタクシーアウトして指定場所で停止。
デブリーフィングはソアリングの話ばかり・・「あのう、それで離着陸の方は・・」「問題ないですね」・・でした。ありがとうございました。
楽しいフライトでした。ASK13も結構飛びますね。
結局夕方まで条件は続き、ほとんど地上には機体がいない感じ。
夕方になり、格納庫の方からそろそろ置いていったASK13を分解したいとのことだったので、全員一巡で終了しましょうということになりました。
Ka6を陸送し、降りてきたASK13を丘の上にとりあえず置いておいて、また降りてきたASK23を格納庫まで下ろし、人が集まったのでASK13をばらすことになりました。
多分若手なので、ずーっと翼端持っていました。2機バラしてからKa6。シックスの翼の軽いことったら笑みがこぼれるくらいでした。