大利根へ13とか20とか・・

暑い1日でした。
澤田さん、水畑さんと大利根飛行場で落ち合って、ASW20Cを見せていただくことと、水畑さんのJMGC訪問のお供でJMGCを訪ねます。
朝起きて、早めに出発。普通に5分前に着くくらいだったのですが、はたと思い立って若草大橋へショートカット。約30分前に大利根に到着しました。
果たして然りで、水畑さんすでに到着して挨拶している頃でした。
途中第4に寄ったのですが、あら?トレーラーがない・・、やっぱりかなわないなぁ、と思います・・。ありがとうございます。

基本今日はお供なので後ろで静かにしていました。
霧ケ峰のASK13の修理の件と、ファルケのエンジンショップの情報。
それから飛行場へすでに移動済みだった20の実機を拝見しに滑走路へ。澤田さんと合流しました。

2008年が最終だったようですので、ほぼ15年トレーラー格納の機体です。
トレーラーは普通に開きました。あまり生物が住まっていた形跡もなく機体も思ったより状態がよく、キャノピーのロックがなかなか取れず操縦席を開けるのに手間がかかりました。あれこれやってもビクともしないので、結局動かない側のレバー〜ロッドそのものを取り去る形で開きました。
操縦席の中もきれいで、リフトピンやメインピンとかの状況もよく組めそうなので組むことになりました。


途中、またスタビの棒に頭をぶつけてXXしたり相変わらずのヌケサクぶりでした。
(流血の惨事になりましたが、無事に止まりました(笑)。)
そのタイミングでお昼をいただきに長竿亭へ。隠れ家的なお蕎麦屋さんでした。この辺りは本当に食べるところがなくて、車で10分はかかるのですがそれでも一番近い(笑)。

その後、3人で機体組み。扱い慣れているので組みました。翼根のスパーを持って、こんなに重かったかなぁ、と思いました。塗り替えで少し重くなっているのかもしれません。
それと、水平尾翼の挿入が渋くてとても苦労しました。


埃を綺麗に拭いてあげると、ほとんどそのままでいけそうなくらい綺麗ですね。

水畑さんは詳細のチェックをされていました。
操縦系統は左エルロンが若干の問題、あとは問題なさそうです。脚の上下も問題無し。車輪ブレーキは流石にローターが錆びているので分解整備が必要そうですが、リザーバタンクにオイルは十分残っており、系統自体は生きていそうです。
無線機もばっちり生きていました。ケンブリッジのコンピュータは見てみないとわからなさそう。コンピュータ本体もGPS-NAVも液晶が見えるようで見えないようで、電源が入ったり入らなかったり・・。水畑さんと「コンヒュータいる人ですか?」的な会話が(笑)。(いらないそうです。)(わたくしもいりません。)
それと固有振動数のチェック。

それから、開けたキャノピーの始末を・・。右側(小窓から奥側)のスライドが全く動かず、緊急脱出レバーを開けて一旦は取ったのですが、つけるには緊急脱出レバーを組み入れないといけません。それには通常のレバーが動いてくれないと。
いろいろやって、ようやく動きました。やれやれ、これでキャノピーが付く、と付けてから「あ、ダンパー終わっていたんだ」(笑)。
つっかえ棒を入れて、機体を分解しました。やっぱりスタビが外れなくてとても苦労しました。ここは要調整ですね。計測してみないとわからないですけれど多分2本の取り付けピンのセンターが出ていないからだと思います。

片付け終わってから、再び事務所へ。
ファルケのエンジンの件と、他所のASK13の翼の問題の件とでしばらくお話を。
そのあと三田さんの作業場へ、三田さんへ挨拶もかねて。
シェンプヒルト製のKa8を見せていただいたり、改造中のKa6Eを見せていただいたり・・。
そうこうしてから澤田さんとお話し合い。たぶん無事に話がまとまったようで僕としてはとてもほっとしました。

水畑さんを先導して帰路につきました。木下の町の入り口で別れて帰宅。
とても暑い1日でしたが、とても楽しい1日でした。