小菅優のコンサートを聴きに紀尾井ホールへ

ベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会の7回目。前回は昨年の9月でした・・、次回(最終回)は来年の3月だそうです。
たまたま予定繰りがよくて、東京の訪問先に11時なんていう予定だったので朝から電車で東京出勤。午後はその訪問次第で考えていたのですがその後の予定が合わずに、東京ビッグサイトへ行って展示会をのぞいてきました。
夕方戻ってきて、来週始めの予定が詰まっているのでジョウムさんに2週分の報告を上げて・・、その時にちょっと心乱れる話があって・・あらあら、あそこはそんなことになっていたんですね。でも、本気で話しているのかよくわからなくて、その場はなるべく話が具体的にならないように流してしまいましたが・・。
そんな状態のままふらふらと会社を後にして赤坂見附へ。
結構ぎりぎりでついて、またサイン会があるようなのでCD購入。


今回のプログラムは
5番 Op.10-1
11番 Op.22
29番 Op.106「ハンマークラヴィア」


11番と29番はまだ音源出ていないので今日彼女の演奏は初めて聴きます。
その、11番と、特に29番がよかった。
「心千々に乱れる」曲で、聴きながら僕は夕方のそのことをあたまに巡らせていました。曲を聴きながら、あっちへとびこっちへとびしながら、静かな第3楽章で考える自分を深く沈めて・・長い最終楽章を聴き終わる頃には、ひとつの覚悟というか、冷静にひとつひとつをひもといて自分に出来る事をやろう、と思う自分がいました。
で、やっぱりサイン会の列に並びました。仕事帰りなのでEnchantMOONを持っていたので、ダメ元で「これにサインを頂いてもいいですか?」と聞いたらとまどう係の人を尻目に小菅さんが受け取ってくれて、すこし珍しそうにサインしてくれました。