この週末の事

金曜日、土曜日とお休みを頂いて帰省していました。
父がけがをして入院/手術する事になったためです。
火曜日の夜、姫路まで上司と飲みに行っていた時に横浜の兄から電話とメッセージが・・。いっぺんに酔いが醒めました。
曰く転んで大腿骨骨頭骨折、骨頭部を金具に置換する手術を近日中に行うとの事。
それが金曜日になったため、お休みを頂いて木曜日の夜に千葉に戻り、翌早朝に横浜の某病院へ行きました。9時過ぎから始まった手術は午後を回る頃には終わり、手術は問題なく終わったとの事。ただし、不整脈があった事と、筋肉の付きがよくて予想外の出血があり輸血は行ったとの事でした。
病室に会いにゆくと、「さっきまで起きていたのですが・・」とは術後の処置をしている看護士さんの弁で、なかなか起きなかったのでその日はそれで千葉に戻りました。
翌朝実家の母のご機嫌伺いをしてから病院に行くために東横線に乗っていたら兄から電話があり「容態が急変したのですぐに病院に行ってほしい」との事。Uターンして病院へ。
病院につくと医師が待ち構えていて説明と判断を迫ってきました。
7時45分頃看護士が見回ったときはすこしぼっとしていたが変わりはなかった。
8時頃様子がおかしいので確認にゆくと心臓が止まっていて呼吸も止まっていた。
すぐに蘇生処置を行い心臓は再開、その後自発呼吸も再開したが手助けをしないと酸素の取り込みが十分でなくなる、
という状況で、人工呼吸器を装着するかどうかの判断をすぐにして欲しいとの話でした。
兄と電話で話し合い、すぐに意見は一致して装着しないで下さい、と伝えましたが・・すこし合点が行かぬ面もありました。兄には状況を伝えて最悪の事態もあるので母を連れて来てほしいと伝え、病院側には母が来るまでは保たせてほしいと要望し、了解してもらいました。
母が着いて、人工呼吸器については諄々と説明して納得してもらったけれど、そうはいってもね・・。その通りだと思う・・、飲み込む時間が欲しいよね。
で、とりあえず兄の家族と僕の家族は全員集合するように連絡を回して午後三々五々集ってきました・・集って来た頃は容態がヤバいレベルなりに安定し始めて・・みんな会ったし、今すぐどうこうという事態にならなさそうだったので、一旦解散しました。僕らは千葉へ戻りました。
明け方とかヤバいよなぁと思いながら寝たのですが、何の連絡もなく予定していたように午後病院に行く途中で兄から連絡があり「意識を取り戻した」との事。とりあえず両半身とも反応があるし自発で動かせられるので、もしかしたらよくなるかもしれない・・との事でした。
病院につくと、目を開けてこっちをみて話をしてくれます・・何を言っているかまでよくわからなかったけれど、何かを伝えたい事はよくわかったし、生き返ってくれて・・とてもよかった・・。
もしかしたらとても大変な明日が待っているのかもしれないけれど、ほんとうによかった・・もう昨日は無理矢理自分を納得させて覚悟させていたので・・。
そして、そのまま姫路に行き今に至ります。
どんな明日が待っているか判らないけれど、すごく大変な事が待っているのかもしれないけれど、今日はとてもよかったと後になっても思える日だったと思います。
さあ、とりあえず明日仕事がんばろ!。それにしても、こう毎週帰っていると・・毎週かえりたくなっちゃうよ。