お山の三連休 最終日

雨でした。

運航は昨日から中止が決まっていたので、ゆっくり起きて。
雨の中誰もいないグライダーふれあい館へ。
ツインのブレーキの効きが悪い案件の検討です。昼には下山するつもりで・・。


クリーブランドの brake assembly 30-9、僕はASW20Cのブレーキでいじったことがあります。一般的にはASK21?。
霧ヶ峰の13も赤い方はこのブレーキ。


みなさんこの「ガタガタ言う」の変とおっしゃいますが、こういうものです、としか言っていなかったのでここで補足しておきますね。
片ピストンのディスクブレーキはピストンが伸長するとブレーキ本体が左右に動いて両側のライニングがディスクに均等に当たるようになっています。だから固定されていない。自転車のブレーキはこんな感じです。(だから僕には違和感がない。)
セルフロックナットが刺さっている方がスライダー側でこちらはばらしてはいけません。(ナットを取っても何も外れない(笑)。)
止め線側の方を緩めるとタイヤ側のライニングのバックプレートが取れて外れます。
外側のライニングのバックプレートはピストンとディスクの間にガイドを介してブラブラしています。
ディスクは結構減っているけれど問題とまではいかないですね。昨年見たAWのディスクに比べると凸凹しているけれど。
ライニングの厚さも十分。
バックプレートを両方とも外して、ブレーキのピストンを見ます。ずいぶん汚れています・・。汚れにオイルを感じますね。ブレーキライニングに付いた真っ黒なブレーキかすも少し湿り気を感じます。
とりあえず全部掃除をして、ライニングはペーパーで当たって本来のライニングの肌が見えるまで磨きました。
ここまでで大体お昼。グライダーの整備なんてそんな感じで、マニュアルにはぞんざいにしか書いていないから別の文書や経験で補わなければいけないので・・。
ここまでの状況を水畑さんにメールして、外した部品をもう一度組み立てて、ブレーキアッセンブリーはホイールから外した状態でオイル漏れしても良いように容器の中に入れておしまいにすることにしました。
それからこわしみずでお昼をいただいて下山。
全然飛べなかったけれど、楽しい週末でした。今年は全然飛べていないなぁ(笑)。